Illusions: The Adventures of a Reluctant Messiah
posted with amazlet at 05.01.04
Author:Richard Bach
Publisher:Dell Pub Co (1994/10/01)
ISBN:0440204887
Publisher:Dell Pub Co (1994/10/01)
ISBN:0440204887
amazonの評価:
翻訳版と読み比べてみると・・・“偶然”とは必然のことだった
ReluctantなMessiahっていうのがイイ
私の評価:
自分の可能性を信じて!
自分の可能性を信じて!
会社に入った当時、お世話になった先輩に薦められて読んだこの本。当時はまだまだ夢いっぱいの、自分の人生に不安などない、フレッシュな新入社員で、読んではみたものの、今ひとつぴんと来なかった。でも、なんだか心に残る本だった、とずーーっと気になっていたのです。
で、○×年たった今、英語でも読んでみることにしました。
相変わらずの不思議ワールドで、さーっと流れていってしまうところもありますが、やはり自分の人生経験が増えたせいか、腑に落ちるところもたくさん。
この本は、きっと、読んだ人のその時点での不安や悩みなどで、浮かんでくるメッセージが異なってくるのだと思う。というのも、amazonで評価されている方の感想も、私が抱いた感想も、それぞれ異なっているから。
今の私は、これからの自分を模索している最中(その年にもなって!と言わないでね・・・)。だから、「人の可能性を狭めているのは、人それぞれの思い込み。その心の障壁を取り除けば、水の上も歩けるし、土の中を泳ぐ事だってできる・・・」と言われているような気がした。
(もっともっと、他にもメッセージが込められているのだけれどね)
そう、「飛行機野郎」という共通点からか、表現の仕方はだいぶ違うものの、サン・テクジュペリに通じるようなスピリットも感じました。
英語はシンプルで読みやすい。内容をどう判断するかはあなた次第・・・
この本を読んだ後、かもめのジョナサンも英語で読んでみました。
ジョナサンの方がかもめと限定されているせいか、イリュージョンの方が自分の身に置き換えやすいかな、と思いました。
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by booksIread
| 2005-01-04 09:52
| 洋書